「私なんて、誰でもできる仕事しかしてこなかった」 「転職ばかりで、胸を張れる経歴がない」
あなたも、そんなふうに思ったことはないだろうか?
キャリアコーチをしている僕の元には、こういう悩みを抱えた女性がたくさんくる。
今日は、体験コーチングで出会ったある女性の話をしたい。彼女と話して、僕は確信した。愛嬌力のある女性は、最強だ。
「この人、絶対うまくいく」と思った瞬間
彼女は30代後半。自分に自信がなくて、「これが強み」と言えるものがない。やりたいことはなんとなく見えてきたけれど、どうすれば叶うのかわからない。そんな思いで、僕のキャリアコーチング「change」に申し込んでくれた。
彼女とZoomで話し始めてすぐ、僕はこう感じた。
「この人、絶対うまくいくな。まわりからすごく愛されてるんだろうな」
気づけば、「この人の力に、本気でなりたい」と強く思っていた。面談が終わってから、なぜそこまで思えたのかを考えた。答えは、彼女の『愛嬌力』だったんです。
愛嬌力の正体は「笑顔」と「素直さ」
まず、笑顔。目がパッと開いて、口角がキュッと上がる。画面ごしでも、その笑顔がずっと印象に残っていた。興味を持って聞いてくれる姿勢が体全体から伝わってきて、話し方もわかりやすい。
そして、もうひとつ。すごく素直な人だった。
僕は面談で、相手のいいところを全力で探して伝える。すると、ほとんどの人は照れてしまう。喜んでいるのは伝わるのに、言葉にはなかなか出せない。「いやいや、そんな」と、つい謙遜してしまうんです。
でも彼女は違った。ほめた瞬間、パッと笑顔になって「嬉しい!」と言ってくれた。
「そう、これだ」と思った。本音で伝えたことを、そのまま受け取ってもらえる。それだけで、伝えた側も肯定された気持ちになる。しかもニッコリ笑ってくれるから、「なんとかしてあげたい」と自然に思えてしまうんだ。
特にZoomは、表情が相手にまる見えだ。無表情だと、それだけで印象は悪くなる。初対面なのに笑顔が印象に残るということは、きっと日頃から意識しているんだと思うんです。職場でも同じで、この笑顔と素直さがあれば「この人の力になりたい」と思ってもらえる可能性はぐんと上がる。
転職5〜6回は「5〜6回求められた」ということ
そんな彼女にも、隠したいことがあった。転職の回数だ。5〜6回の転職を、ずっと引け目に感じていたらしい。
だから僕は、こう聞いてみた。
「その回数だけ、企業から『あなたと働きたい』『あなたが欲しい』と思ってもらえた。そう考えたら、どう思いますか?」
その瞬間、彼女の表情がふわっと変わった。
「捉え方ひとつで、全然印象が違いますね」
そう言って笑ったあと、目がうるうるして、涙がポロッとこぼれた。
「私、自分に価値があるって思いたかったんだ。そう言ってみたかったんだって、今気づきました」
実は、僕との対話をスタートして15分くらいで涙を流す女性は本当に多い。僕はそれを狙っているわけじゃない。それくらい、みんな一人で悩みを抱えこんでるんだと思うんです。
「私じゃなくてもいい」と思っているあなたへ
彼女は長い間、事務職をしてきた。「事務なんて誰でもできる。私がいなくても回るんじゃないか」と思っていたそうだ。
スマホを開けば、同じ年くらいの人がどんどん前に進んで見える。自分だけ止まっている気がする。結婚や出産、育児を経て社会に戻るときに「私には何も積み上がっていない」と感じる人も多い。
でも、転職が多いことだって、見方を変えれば「それだけ求められてきた」という価値になる。そして求められた理由を言葉にできれば、自分の価値は一気に増える。
価値がない人なんて、いない
彼女の魅力は、愛嬌力だけじゃなかった。ほかにも素敵な才能をたくさん持っていた。
でも、どうだろう? 最初は「私には何もない」と悩んでいた彼女のことを、この記事を読んでいるあなたは素敵な女性だと思いませんか?
あなたにも、それが必ずある。ない人なんていないんです。自分の価値がわかれば、それが自信になる。自信は確信になって、行動に変わる。迷わずに「これだ」と選べるようになる。
だから、諦めなくていい。彼女とは、これから一緒にその道をつくっていく。
最後まで読んでくれてありがとう。自分にも価値があるかもと思ってくれた方はいいねやコメントをもらえると嬉しい。では、人生は大逆転できる。雄太でした。

